保育士サポートナビ・児童養護サービス

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ファミリーケースワーク

ファミリーケースワークとは、
家族の一員としての児童が適切な養育環境の下に自立することができるよう、
家族への支援も含めた援助活動の事です。

 

厚生労働省は、1999年度から乳児院に、
2004年度からは児童養護施設と児童自立支援施設に対し、
「家族支援専門相談員」の配置を予算化しました。

 

それにより、乳児院や児童養護施設、児童自立支援施設における
ファミリーケースワークの促進を進めています。

 

児童養護サービスを必要とする多くの児童には家庭があり、
家族が存在しています。

 

ですから、児童養護サービスは、
家庭での生活を維持することができない状況にある自動を保護し、
児童が社会的に自立できるように援助するという児童への
直接的なサービスを提供するだけに留まりません。

 

たとえば、児童とその保護者との関係調整をしたり、
保護者の抱える生活の課題や児童養育上の課題への援助を行い、
児童が家庭復帰し、家族と共に生活する事への援助も行います。

 

児童の施設入所や里親委託などが、家族との関係を分断するものであってはなりません。

 

児童の施設入所や里親委託は、家族との新たな関係を構築するための
スタートであることが必要なのです。

 

そのため、児童の施設入所や里親委託の措置後も、
保護者の状況を把握し児童との関係を継続、
或いは関係調整のための援助を継続していくことが重要です。

 

児童の保護者への直接的な援助の窓口は児童相談所です。

 

しかし、現実的には、児童が入所している施設や、
児童を委託されている里親が、その児童を通じて保護者とのかかわりを持ちます。

 

その際、家族支援専門相談員の活躍が大いに期待されています。