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施設が地域の一員となることの必要性

家庭生活は、一般的に家族を取り巻く生活環境との相互作用のなかで、
児童養育を含むあらゆる日常的生活が営まれています。

 

そして、家族や児童が地域の環境に適応し、
地域社会の資源を活用しながら生活を営み、
それによって児童養育をはじめとするいろいろな生活課題に対応しています。

 

ですから、乳児院や児童養護施設などの施設なども、
施設が地域社会から隔絶された特別な空間として存在するものであってはならないはずです。

 

乳児院や児童養護施設などの施設が、
施設内での児童のケアを自己完結的に終わらせることなく、
地域の子育て支援の機能を担っていくことが求められます。

 

このような機能を担うことで、施設は、地域に開かれた施設として存在し、
児童の社会的自立に役立ちます。

 

また、最近問題となることが多い、施設内での行き過ぎた指導、
たとえば体罰等も未然に防ぐ事ができるでしょう。

 

乳児院や児童養護施設等の施設も、
地域の一員として施設を取り巻く環境と良子な関係を築き、
有機的な連携を保つことが必要です。

 

児童養護施設に入所している児童の多くは、
地域の学校に通い、学校生活を通して地域社会と日常的なかかわりを持っています。

 

そして、児童の日常生活は、施設が家庭にかわる生活の場であって、
それを基盤とし、学校生活や地域の友人とのかかわりを展開しています。

 

ですから、それぞれの家庭での養育を受けることができなかったという
背景を持っている入所児童に対し、
学校をはじめとする地域社会の役割は重要です。

 

地域社会が、施設や入所児童への正しい理解をもち、
受け入れることができる環境であることが必要で、
施設では施設内での児童のケアに留まることなく、
児童にとって最善の養育環境を保障することが大切です。

 

そして、地位金大して施設養護や入所児童への理解を促す事、
地域との協力的な関係を築くことが重要です。

 

同時に、施設がもつ機能、たとえば、子育て相談や児童養護に関する啓発活動、
ショートステイ事業、トワイライトステイ事業など、
地域の重要な児童養育の資源として、地域に提供する事も求められます。

 

施設のこのような働きかけ、施設機能の地域への提供が、
施設入所の児童の社会的自立にもつながります。